こんにちは、マルです。私は大学で東南アジア研究のゼミに所属しています。初めての海外がここフィリピンであったことから、シンガポール、タイ、カンボジア、ベトナムと東南アジアの国を旅行してきたので、いつの間にか東南アジアの魅力にひかれていました。今年2023年は、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本の友好50周年の記念の年です。そのため私が所属しているゼミでは日本とASEANのこれまでの交流と今後の関係を研究しています。
私は昨年、タイ・カンボジア・ベトナムを旅行したのですが、そこで感じた一番のカルチャーショックがトイレでした。トイレットペーパーを流せないところが主流で、ウォシュレットもありません。フィリピンもそうで、日本のようなトイレはありません。どこも紙を流せないところばかりで、やや不便に感じます。その経験より、どうしてトイレに紙が流せないのか、などと気になり、東南アジアのトイレ研究家を勝手に名乗っています(笑)。フィリピンの物件に住むことになった時に、この記事を思い出していただきたいと思います。
ではどういったところが具体的にカルチャーショックだったのか。日本では、どこのトイレでも当たり前にトイレットペーパーを流すことが出来ます。清潔感が保たれていて、ニオイもそこまでしないところが多いです。また日本にはウォシュレットが便器に付いています。ボタンを押せば、お尻を洗浄してくれますし乾かしてもくれます。そんなハイレベルのトイレが無料で使えるのが日本です。

フィリピンのトイレにはトイレットペーパーもないです(泣)
一方で東南アジアはどうでしょうか。トイレットペーパーを流せないことが多いです。タイでは空港や高級ホテルなどでは流せましたが、一般的には流せませんでした。フィリピンでは空港でも流せません。それが普通です。下水道の水圧が弱かったり、パイプが細かったりすることが理由で、紙が詰まってしまうのを避けるためです。また、ウォシュレットはないですが、シャワーのようなものが付いています。東南アジア版ウォシュレットですね(笑)。これでお尻を洗浄する場合が多いようです。マレーシアではこの「シャワー」を用いて洗うようです。マレーシアを中心としたイスラム圏は「不浄」の左手でシャワーの水を跳ね返し、お尻を洗うようです。彼らからしたら手で洗えばいいわけで、紙を流す技術を必要としないどころか、トイレットペーパーを必要ともしません。私はマレーシアを訪れたことがないのですが、友達が訪れたことがあり、床がびしょびしょだったと言っていました。フィリピンでは、そのシャワーすら見かけません。中にはシャワー付きトイレもありますが、ないところがほとんどです。

ここはトイレットペーパーも使えシャワーもついているハイクラスなトイレです
では、どのようにお尻をキレイにしているのでしょうか。トイレットペーパーを持ち歩くないしは、その場で買い、トイレットペーパーを使って拭きます。ただその使用済みトイレットペーパーは、便器の隣にあるごみ箱に捨てます。なのでフィリピンのトイレはにおいます。使用済みが残っているからです。ただ、日本よりも頻繁に清掃が入ります。1時間に1回ほどでしょうか。頻繫に清掃の方にお会いします。ありがたいことですが、みんながキレイに使えば清掃の回数も減らせるはずですが…
ということで、フィリピン人の社員さんにトイレについて伺いました!一つ目の質問は「フィリピンではトイレに紙を流せないことが多いけどどう思いますか?」です。その方は「ごみ箱に捨てられるから大丈夫だよ。一時間に一回くらい清掃の方が片付けてくれるし。」と仰いました。流せない代わりにごみ箱に捨てられるから問題ないようです。二つ目の質問は「日本は紙を流せるトイレが一般であるけどどう思いますか?」と尋ねました。すると「え!知らなかった!それは便利だね」と。フィリピンの方からしたら、トイレに紙が流せないのが当たり前であり、逆に紙を流せることが不思議なようです。三つ目の質問は「フィリピンのトイレは不便ですか?」です。「日本のトイレを聞いてしまった以上、フィリピンのトイレは不便に感じるね。中には5~10ペソで紙を買って入るトイレもあるくらいだし、使用済みトイレットペーパーのせいでニオイも気になるしね。出来ることなら日本に行ってそのトイレを経験したいくらいだよ!」と答えてくれました。
私からしたら非常に興味深いインタビューとなりました。そもそも日本式トイレの存在を知らなかったということが一番の驚きです。当たり前と思ってはいけませんよね。トイレは人間だれしもが毎日使うものなので高水準のものであるべきと感じます。不便と感じているのであれば、改善されるべきでしょう。私のブログを読んでくださっているということは、フィリピンへの興味をお持ちの方であると言えます。もしフィリピンに訪れる機会があれば、トイレに着目してみてください。物件を見る時にもぜひ注目してみてくださいね。今回のインタビューは、大学でのトイレ研究にも活かせるくらい、非常に良い経験となりました。

最後にウォシュレットの紹介です!弊社では株式会社杉半様とコラボして、コンドミニアムにウォシュレットを設置しております。このウォシュレットはEASYという言葉に尽きます!設置も簡単で、使い方も簡単で、水圧も「おしり」と「ビデ」と二段階の調節が効きますので快適さを得やすいものになっています。上で述べましたようにトイレ環境に関する日本とのギャップは大きいです。少しでも快適にトイレを使用していただくためにもぜひオススメしたい商品となっております!設置費用など全て込みで10,000ペソになります。ぜひリンクをご確認ください。https://sugihan.com/2019/11/08/waterpressure_sg-001/
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